両足を支える【立方骨】について
初めての投稿となります。理学療法士の坂牧です。
さて、今回ですが題名にもある通り「立方骨」について注目してみました。
あまり聞きなじみのない骨の名前ですが、立方骨という骨は両足に位置しています。
成人は約200個以上の骨があると言われていますが、そのうちの52個もの骨が両足にあると言われています。
この両足部を支えるうえで欠かせない骨の一つとして立方骨が挙げられます。
足部には骨の構造によりアーチと呼ばれる部分が存在します。
このアーチが作用することにより歩行時の体重衝撃の緩和や血管や神経の保護など
重要な役割を果たしているわけです。
しかしこのアーチの形が崩れることにより、外反母趾や内反小趾、偏平足、時には膝の不調など
様々な不調の影響を及ぼすこととなるのです。
このアーチを支えるうえで欠かせないのが立方骨になります。
さて、この立方骨の場所ですが
小指からかかとに向けて触れていくと真ん中に少し膨らみがあります。
その膨らみから指一本分かかと側におろすと立方骨が触れられます。
もし、足や膝に不調がある方はこの骨のケアを行うことで改善される場合もあるため
専門医に相談されるといいかと思われます。
当院では、リハビリ時において足の不調時のみでなく、膝や腰などすべての症状に対して
立方骨を含めた、人間の構造や機能を評価したうえで治療を進めています。
リハビリ後の生活動作や自宅でのケアの方法も含め説明しますのでお気軽にお声掛けください。